2023年8月7日 (月)
暑さも厳しくなってまいりましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?お盆休みは雨予報ですが、晴れてくれるといいですね♪
今回のテーマはタバコの喫煙に関してです。問診表にもあるタバコの喫煙ですが、お口への影響です。どんなことが考えられますか?
喫煙によるお口の影響は歯のヤニがつくだけではありません。歯周病のおおきなリスク原因にもなりますが、口腔、咽頭ガンの発生率を2.4倍にして、味覚の鈍麻や口臭の原因になるなど、さまざまな影響をおよぼします。
タバコに含まれる成分のうち代表的な3害はニコチン、タール、一酸化炭素で、ニコチンは依存性が強く、ニコチンはやめられない原因になります。タールは強い発癌性があって、一酸化炭素はヘモグロビンと強く結合して、血液の酸素運搬能力を低下させます。毎日お口の中を見ている歯科衛生士として、喫煙は歯周病の重症度関連が高いと日々感じています。
電子タバコもありますが、紙巻きタバコに比べて、有害性成分量を90%低減したなどと、うたわれていますが、これも電子タバコ喫煙者に見られるサイトキシン(免疫調整因子)と関連してお口の細菌叢のバランスを崩すことによって、歯周病を悪化させることがわかっています。健康被害を90%低減というわけではないんですね。
健康でいたいけど、健康を維持したいけど、なかなかタバコがやめられないという方も多いかとおもいます。
歯周病は痛みがなく進行してくる怖い病気です。症状が出始めるとかなり、進行している場合もかなり多くみられます。
生活習慣病の一つですので、定期的な検診や歯のクリーニングはとっても大事ですが、タバコの禁煙も意識していただくとさらにいいですね
春香
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